貴方に捧げる死神の謳声 第二部 ―闇子が紡ぐ想いと因縁―

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あらすじ

       

壱『闇子の喚び声』

朋華の前から姿を消した冬摩。それは二ヶ月に一度訪れる別れの時。
冬摩の不在を狙って朋華を襲う『保持者』。彼の目的は朋華の体の一部だった……。

弐『魔人の血を宿す者』

朋華を襲った男の手がかりを求め、久里子のいる土御門財閥の洋館へとたどり着いた冬摩と朋華。
久里子の話では、彼は本来実在するはずのない人物だと言う。
二人は彼に関するさらなる情報を手に入れるため、真田家当主の家へと赴いた。  

参『生まれた意味』

『羅刹』の能力で真田玖音の居場所を知った冬摩と朋華。だが玖音から打診されたのは意外な提案。
了承か拒絶か。妹、美柚梨の笑顔を見ながら、玖音はただ想い続ける。

四『虚構と真実』

真実を確かめるため、久里子は真田家の屋敷を訪れた。そして阿樹の口から語られる玖音に対する想い。
そして冬摩と玖音は、真田家の謀略によって壮絶な戦いを繰り広げる事になった。

五『闇子の背負った因縁』

真田家の謀略に嵌り、美柚梨を傷付けられた玖音は復讐を決意する。自らの命と引き換えに。
それを止めるべく、冬摩達は真田家の屋敷に向かったが……。



サブストーリー

玖音の苦悩(56枚)

「にへへー、兄貴スキー」
あの事件以来、美柚梨は僕にベッタリになってしまった。このままではいけない。このままでは身が持たない。なんとかして美柚梨と距離を取らなければ……。


『羅刹』『死神』の温泉ゆけむり大作戦(88枚)

「時に仁科朋華よ。お主は冬摩の事をどう思っておるんじゃ。身を捧げても良いと思うくらいにか」
「身、身って、そんな……まだ、早い……」
まったく、いつまでたってもお子様の恋愛から成長せん奴じゃ。それでは妾としても張り合いがない。
しかたないのぅ、ここは一つ敵に塩を送ってやるか。さて行くぞ、『羅刹』。


麻緒と黒魔術と白い恋(89枚)

『こっくりさん』。それはあまりにも有名な、ある種の儀式。
土御門財閥から抜け、退魔師としてする事のなくなった麻緒は、編入した小学校で『こっくりさん』に付き合うハメとなった。しかし出て来たのは『こっくりさん』などではなく……。


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