『星喰い』と呼ばれる奇病から星と住人達を救うため、アシェリーは世界を旅して回っていた。星の口とも言うべきドレイニング・ポイントを閉じるべく、死火山へと登ろうとした時、ヴォルファングの下品な笑い声が響いた。
ゼイレスグに渡るため、石渡り船に乗り込んだアシェリー達。しかしそこで出くわしたのは借金取りリュアル。そして凶暴化した古代魚だった。
予想外のトラブルに巻きまれ、オビス島経由の別ルートでゼイレスグに行くことになったアシェリー達。そこでもう一つのドレイニング・ポイントを見つけてしまう。閉じようと行き着いた先にいたのは、アシェリーを親の仇と追い続けるパルアだった。
地龍に乗り、ゼイレスグにたどり着いた一行。しかし戦争発起人の容疑で、城の地下牢に捕らえられてしまう。何とかガルシアだけが抜け出して、アシェリーを助けようとするが……。
アシェリーを助けたい。しかしガルシア一人の力では到底不可能。そこに現れたのは予想外の助っ人。ヴォルファングとリュアルだった。
アシェリーを殺す絶好の機会を得たパルア。しかし実行に移すことは出来なかった。そして明かされる真実。両親の仇はもっと身近にいた。
ゼイレスグの地下牢から無事脱出したアシェリー。城を抜け出し、森の中で落ち着いたところでガルシアの口から語られる全ての真相。星喰いに決着をつけるため亜邪界に行こうとした時、レグリッドの本体が姿を現した。
五年後。エフィナはゼイレスグの宿屋から空を眺めていた。遠くにいるはずのアシェリーに思いを馳せて。そして記録帳を広げる。裏の歴史が刻まれた記録帳を。